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J-GLOBAL ID:201002257312620107   整理番号:10A0636579

分化Caco2細胞におけるカドミウム誘導ホルメシス影響:細胞増殖刺激なしのERK及びp38活性化

Cadmium-induced hormetic effect in differentiated Caco-2 cells: ERK and p38 activation without cell proliferation stimulation
著者 (2件):
資料名:
巻: 224  号:ページ: 250-261  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この研究において,分化Caco2細胞に及ぼすカドミウム(Cd)の影響を研究した。臭化(3-[4,5-ジメチル-2-チアゾール2-yl]-2,5-ジフェニルテトラゾリウム(MTT)活性に及ぼすCdの予想外のホルメシス様影響を,未分化Caco2細胞培養でなく,密集増殖後の細胞において示した。この影響は培養日数につれて増加したが,細胞複製の高進と関連しなかった。それは蛋白質合成の刺激,次いでERK1/2及びp38活性化から生じたが,mRNA翻訳の調節におけるmTORの関与の証拠はなかった。CdはRaf-1の下流に作用するように見えたが,Ras/ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ経路はCdへの細胞応答を調節した。さらに,ホスホリパーゼCβ及びCa依存性蛋白質キナーゼC(PKC)はMTT活性のCd誘導活性化を仲介した。これらのデータから,ERK,p38およびPKCカスケードはこの応答に関与し,腸細胞におけるシグナル伝達経路のCd誘導調節に関する基本的知見を提供した。
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  細胞分裂・増殖  ,  酵素生理 
物質索引 (1件):
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