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J-GLOBAL ID：201002257400853090   整理番号：10A1153121

50 GeVシンクロトロン:MR

50 GeV Synchrotron : MR

著者 (1件)： 小関忠 (J-PARCセンター/高エネルギー加速器研究機構)
資料名： 電気学会誌  (電気学会雑誌)
巻： 130  号： 11  ページ： 745-747 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0011A  ISSN： 1340-5551  CODEN： DGZAAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,特集「大強度陽子加速器施設J-PARC」の一部で,50 GeVシンクロトロン:MRについて述べた。50GeVシンクロトロンは,J-PARC施設を構成する3つの加速器のうち,最下流に位置する最大の加速器である。現在は加速エネルギー30GeVで運転している。ビームパワーの設計仕様値は取り出しエネルギー50GeVで750kWである。2008年5月のビームコミッショニング開始以来,MRのビーム調整は順調に進み,強度も増強している。本稿では,MRの特徴(ラティス,電磁石システム,高周波加速システム,入射・コリメータシステム),ビーム取出し(速い取出し,遅い取出し),MRの現状と課題,について述べた。

シソーラス用語： *研究施設 ,  陽子ビーム ,  *シンクロトロン ,  *加速器 ,  ハドロン ,  ニュートリノ ,  ラチス ,  電磁石 ,  コリメータ
準シソーラス用語： *J-PARC

分類 (1件)： その他の素粒子・核実験用粒子発生装置  (BE02040T)

引用文献 (4件)：

• NAKAMURA, S. Improvement of the Magnet Power Supplies on J-PARC MR. J. Particle Accelerator Society of Japan. 2009, 6, 292-301
• OGITSU, T. Superconducting Magnet System for J-PARC Neutrino Beamline. J. Particle Accelerator Society of Japan. 2009, 6, 335-345
• TOMIZAWA, M. Status and Upgrade Plan of Slow Extraction from the J-PARC Main Ring. Proc. International Particle Accelerator Conference 2010, Kyoto, Japan. 2010, 3912-3914
• KOSEKI, T. Challenges and Solutions for J-PARC Commissioning and Early Operation. Proc. International Particle Accelerator Conference 2010, Kyoto, Japan. 2010, 1304-1308

タイトルに関連する用語 (2件)： シンクロトロン ,  MR