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J-GLOBAL ID：201002257404617404   整理番号：10A0682754

TIP49b蛋白質による3′から5′へのDNA巻戻し

3′- to 5′ DNA unwinding by TIP49b proteins

著者 (12件)： PAPIN Christophe (Univ. Toulouse, FRA) ,  PAPIN Christophe (LBME, CNRS, Toulouse, FRA) ,  HUMBERT Odile (Univ. Toulouse, FRA) ,  HUMBERT Odile (LBME, CNRS, Toulouse, FRA) ,  KALASHNIKOVA Anna (Univ. Toulouse, FRA) ,  KALASHNIKOVA Anna (LBME, CNRS, Toulouse, FRA) ,  ECKERT Kelvin (Lab. Enzymologie et Biochimie Structurales, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  MORERA Solange (Lab. Enzymologie et Biochimie Structurales, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  KAES Emmaneul (Univ. Toulouse, FRA) ,  KAES Emmaneul (LBME, CNRS, Toulouse, FRA) ,  GRIGORIEV Mikhail (Univ. Toulouse, FRA) ,  GRIGORIEV Mikhail (LBME, CNRS, Toulouse, FRA)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 277  号： 12  ページ： 2705-2714  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトTIP49b(レプチン)および酵母のオルソログRvb2pがDNA結合蛋白質であることを証明した。これらの蛋白質がそれぞれ単量体として協調的に1本鎖DNA(ssDNA)に結合して弱いATPアーゼ活性を促進し,その後の30ヌクレオチド以上の3′突出テイルを持つDNAの巻戻しを3′から5′方向へ行うことを示した。環状2本鎖DNAはTIP49bのATPアーゼ活性を促進しなかった。また,3′から5′へのジャンクションのDNA巻戻し反応は,隣接した2本鎖DNAの長さの増加に伴い低下することを見出した。さらに六量体TIP49はATP加水分解もDNA巻戻し活性も検出できず,この集合体が不活性であることを示した。in vivoで六量体が活性型の単量体に復帰する必要があることから,未知の蛋白質因子がTIP49bのリサイクルを行っていることを示唆する。ssDNA依存性の弱いATPアーゼと緩慢な3′から5′へのDNA巻戻し活性が,哺乳類と酵母TIP49b蛋白質の間で保存されていることを明らかにした。

シソーラス用語： ヒト ,  *DNA結合タンパク質 ,  *ATPアーゼ ,  一本鎖DNA ,  巻戻し ,  DNA【核酸】 ,  相同性 ,  Saccharomyces cerevisiae ,  レプチン ,  タンパク質複合体 ,  DNA修復
準シソーラス用語： *AAA ATPアーゼ ,  Rbv2蛋白質 ,  *TIP49蛋白質 ,  クロマチンリモデリング因子

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 蛋白質 ,  DNA ,  巻戻し