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J-GLOBAL ID：201002257473136116   整理番号：10A0162654

リン酸塩ガラスの材料科学

著者 (2件)： 櫻井誠 (中部大 工) ,  渡辺誠 (中部大 工)
資料名： Phosphorus Letter  (Phosphorus Letter)
号： 67  ページ： 5-12  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： L6905A  ISSN： 0917-9976  CODEN： PLETEJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中温域で動作する燃料電池用固体電解質の開発の中で得られた知見をもとにリン酸塩ガラスの持つ固定電解質としての可能性を述べた。リン酸塩ガラスの作成,電気伝導率,発電特性について概説した。また外部湿度が70P₂O₅・15BaO・10MgO・5WO₃リン酸塩ガラスのプロトン電導特性に及ぼす影響,リン酸塩ガラス-白金担持カーボン複合電極の性能,リン酸塩ガラスの薄膜化・大型化の検討について述べた。最後に70P₂O₅・(20-x)BaO・10MgO・xWO₃りん31MASNMR測定における化学シフトを調べタングステン量との関係を考察した。

シソーラス用語： *リン酸塩ガラス ,  燃料電池 ,  *固体電解質 ,  電気伝導率 ,  湿度 ,  プロトン伝導 ,  リン31NMR ,  酸化タングステン ,  酸化バリウム ,  酸化マグネシウム ,  化学シフト

分類 (1件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

引用文献 (13件)：

• Y. Abe, H. Hosono, Y. Hikichi, and L. L. Hench, J. Mater. Sci. Lett., 9, 1433(1990).
• Y. Abe and D. E. Clark, J. Mater. Sci. Lett., 9, 244(1990).
• Y. Abe, H. Hosono, O. Akita and L. L. Hench, J. Electrochem. Soc., 141, L64(1994).
• Y. Abe, Proc. XVII Intern. Cong. Glass, 1, 105(1995).
• M. Nogami and Y. Abe, Physical Review B, 55, 12108(1997).

タイトルに関連する用語 (2件)： リン酸塩ガラス ,  材料科学