文献

J-GLOBAL ID：201002257489747182   整理番号：10A0496648

メソ構造多孔質シリカ発泡体の水熱安定性

Hydrothermal Stability of Mesostructured Cellular Silica Foams

著者 (5件)： LI Qiang (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  WU Zhangxiong (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  FENG Dan (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  TU Bo (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  ZHAO Dongyuan (Fudan Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 11  ページ： 5012-5019  発行年： 2010年03月25日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 透過型電子顕微鏡等により,メソ構造多孔質シリカ発泡体(MCFs)について調べた。最初の3h水蒸気処理で,MCFsのBET表面積と細孔容積は明らかに減少し,シリカ骨格の重合度は明確に増加する。100%水蒸気処理の延長とともに,メソ構造はより堅固になるが,水蒸気処理MCFsの物理化学データの変化はわずかである。550°Cでか焼したMCFsは,600°C・水蒸気中では高い水熱安定性を示すが,800°C水蒸気中では完全に崩壊する。900°Cへのか焼温度の上昇により,シリカ骨格の重合度は増加し,MCFsは800°C水蒸気中で安定する。高い時効温度,多くの細孔および高いか焼温度はMCFsの水熱安定性に好ましいが,塩効果は水熱安定に対して不利になる。MCFsとSBA-15は異なる構造変化特性を示す。水蒸気処理MCFsでは細孔径,窓サイズおよび壁厚は変化しないが,同一の水蒸気処理SBA-15では細孔径は減少し壁厚は増大する。

シソーラス用語： 透過型電子顕微鏡 ,  *多孔質体 ,  *熱安定性 ,  小角X線散乱 ,  BET法 ,  吸着等温式 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  FTIR分光法 ,  塩効果 ,  処理 ,  か焼 ,  温度 ,  細孔径 ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ ,  か焼温度 ,  固体NMR ,  水蒸気処理 ,  *水熱安定性 ,  *多孔質シリカ ,  発泡体

分類 (1件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： メソ構造 ,  多孔質シリカ ,  発泡体 ,  水熱安定性