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J-GLOBAL ID：201002257495100425   整理番号：10A0757207

新カテゴリーを切り拓く印刷 スーパーインクジェット加工装置の技術とその特徴

著者 (2件)： 村田和弘 (産業技術総合研) ,  増田一之 (SIJテクノロジ)
資料名： コンバーテック  (Convertech)
巻： 38  号： 7  ページ： 74-77  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： Y0873A  ISSN： 0911-2316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プリンタブルエレクトロニクス用の印刷精度を有する「スーパーインクジェット(SIJ)印刷法」を紹介した。このSIJ技術は当時工業技術院電子技術総合研究所(現,産業技術総合研究所)の村田和広氏によって開発された技術で,現在(株)SIJテクノロジ社によって開発が進められている。このSIJ技術は,独自の静電吐出方式で,従来より3桁以上微小な液滴の吐出が可能であり,産総研スーパーインクジェットと呼称されている。印刷分解能はサブμmから数十μmの範囲で,数万cpsまでのインクの吐出が可能である。SIJT社が研究開発用に開発した市販型装置,「サブフェムトインクジェット加工装置」の仕様と特長を紹介した。従来のクリーンルームでの微細加工と同じレベルの微細加工が,このデスクトップ型の装置で,マスクレスで,オンデマンドに可能なことを指摘した。プリンタブルエレクトロニクスをはじめ,バイオ用途ほか様々の研究現場で使われつつあることを明らかにした。

シソーラス用語： *インクジェット印刷 ,  *プリント基板 ,  静電気応用 ,  *静電印刷 ,  プリント配線 ,  空間分解能 ,  印刷インク ,  液滴径 ,  微細加工 ,  装置 ,  製品開発 ,  依存性 ,  印刷 ,  金 ,  銀 ,  銅 ,  酸化インジウムスズ ,  長さ測定 ,  パターン形成
準シソーラス用語： 加工装置 ,  高精細印刷 ,  製品紹介 ,  粘度依存性

分類 (2件)： 入出力装置  (JC04050U) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

引用文献 (3件)：

• 産総研プレスリリース: 従来の1/1000以下の微細液滴を吐出する「超微細インクジェット技術」を開発http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2002/pr20020401/pr20020401.html (2010年6月15日確認)
• 産総研技術移転ベンチャー(株)SIJテクノロジ: http://www.sijtechnology.com (2010年6月15日確認)
• M. Fujii: J. Image Soc. Jpn., Vol.47, 241(2008)

タイトルに関連する用語 (2件)： カテゴリー ,  加工装置