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J-GLOBAL ID：201002257495741730   整理番号：10A0608533

核燃料資源としてのトリウム利用

著者 (1件)： 亀井敬史 (国際高等研)
資料名： 地質ニュース
号： 670  ページ： 76-84  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： F0339A  ISSN： 0009-4854  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 次世代産業を考えるにあたり,核燃料としてトリウムに注目した利用法についての提言である。トリウムは自然界から得られる放射性物質であり,資源量的にはウランの3~4倍存在するとみられている。トリウムを核燃料とした場合には,核兵器への転用が困難であるという特徴をもってばかりではなく,温暖化の原因とみなされる二酸化炭素の排出量を大幅に軽減することが可能となる。しかしこのようなスキームは米国などいずれの国でも採用が可能であるため,早期に着手することが資源確保を含めた趨勢を支配する。

シソーラス用語： *トリウム ,  *核燃料 ,  産業 ,  放射性物質
準シソーラス用語： *核燃料資源 ,  次世代産業

分類 (1件)： 各種鉱物一般  (DE08020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 核 ,  燃料 ,  資源 ,  トリウム