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J-GLOBAL ID:201002257495884507   整理番号:10A0906179

Octopus tankahkeeiの精子完成におけるKIF3A相同遺伝子の同定と動的転写

Identification and dynamic transcription of KIF3A homologue gene in spermiogenesis of Octopus tankahkeei
著者 (4件):
資料名:
巻: 157  号:ページ: 237-245  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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KIF3Aは,繊毛と鞭毛の会合と維持および様々な組織の膜結合オルガネラと蛋白質複合体の細胞内輸送で重要な役割を果たしているヘテロ三量体キネシンIIモーター蛋白質のサブユニットである。細胞アンテナすなわち一次繊毛に対するその親密さはシグナル伝達経路のいくつかにもそれを関わらせている。八腕類Octopus tankahkeeiの精子完成時にKIF3Aが機能しているという考えを検証するため,この生物の精巣からKIF3Aのグループと相同と思われる蛋白質をコードする遺伝子(ot-kif3aと名付けた)をここに同定した。完全長ot-kif3aは344塩基対の5′非翻訳領域,2241塩基対のオープンリーディングフレームと147塩基対の3′非翻訳領域からなっていた。推定蛋白質は,算定分子量が85kDaで想定等電点が6.36の746アミノ酸残基からなっていた。それは,Homo sapiens,Rattus norvegicus,Mus musculusとDanio rerio由来のKIF3Aとそれぞれ69%,69%,69%と67%の全配列同一性を示した。組織分布プロファイル解析で調べた全ての組織でのその存在を明らかにした。精子完成細胞でのmRNAのin situハイブリダイゼーションでot-kif3aが精子完成の初期に中程度に発現していることを証明した。中間精細胞では豊富に転写物が増加し,リモデリングおよび最終精細胞で急激に最大となった。成熟精子では頭部と尾部でメッセンジャーをなお視認した。推定的モーター蛋白質のOtKIF3Aがこの分化プログラムの主要な細胞学的事象に関わり,最終的な細胞表現型の獲得に極めて重要であるという可能性を精子完成時のot-kif3aの時間的,空間的発現動力学は支持した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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魚類以外の水産動物  ,  生殖器官  ,  分子遺伝学一般 
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