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J-GLOBAL ID：201002257500205001   整理番号：10A0725003

FTIR分光学で探られた水溶液中でのポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)及びポリ(N,N-ジエチルアクリルアミド)由来の重合体の状態への圧力の影響

Influence of pressure on the state of poly(N-isopropylacrylamide) and poly(N,N-diethylacrylamide) derived polymers in aqueous solution as probed by FTIR-spectroscopy

著者 (5件)： PUEHSE Matthias (Fac. of Chemistry, Physical Chemistry I, TU Dortmund Univ., Otto-Hahn-Str. 6, D-44227 Dortmund, DEU) ,  KEERL Martina (Inst. of Physical Chemistry, RWTH Aachen Univ., Landoltweg 2, D-52056 Aachen, DEU) ,  SCHERZINGER Christine (Inst. of Physical Chemistry, RWTH Aachen Univ., Landoltweg 2, D-52056 Aachen, DEU) ,  RICHTERING Walter (Inst. of Physical Chemistry, RWTH Aachen Univ., Landoltweg 2, D-52056 Aachen, DEU) ,  WINTER Roland (Fac. of Chemistry, Physical Chemistry I, TU Dortmund Univ., Otto-Hahn-Str. 6, D-44227 Dortmund, DEU)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 51  号： 16  ページ： 3653-3659  発行年： 2010年07月22日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 温度-圧力平面の広い範囲で,Fourier変換赤外-(FTIR-)分光分析により,ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)及びポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)-ポリ(N,N-ジエチルアクリルアミド)由来のミクロゲルの水和及び膨潤特性を調査した。これらのシステムは温度上昇に際して,膨潤-破壊遷移を示すことが知られている。得られたデータから,調査した全てのシステムにおいて,圧力は崩壊状態よりも膨潤,水和状態に有利に作用することが判明した。それぞれのIR感受性アミド-I′-サブバンド部分の詳細な分析により,圧力で誘発された膨潤過程のΔG^o及びΔV^oの計算並びに異なるシステムの様々な分子内-及び分子間水素結合接続性についての評価が可能となった。実際,温度と圧力の関数としての水素結合パターンに関して,異なるポリマーあるいはミクロゲルタイプ間でかなりの相違が存在して,ミクロゲルは二相膨潤挙動すらも示しかねなかった。特に,誘導された熱力学的パラメータが,蛋白質の圧力及び冷変性で測定されたものと同じ桁の大きさにあることが明らかにされた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *圧力効果 ,  高圧 ,  *FTIR分光法 ,  *ミクロゲル ,  *温度依存性 ,  水和 ,  臨界溶解温度 ,  ポリイソプロピルアクリルアミド ,  共重合体 ,  ポリアクリルアミド ,  膨潤 ,  水素結合
準シソーラス用語： ポリジエチルアクリルアミド

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (1件)： N,N-ジエチルアクリルアミド

タイトルに関連する用語 (4件)： FTIR分光 ,  水溶液 ,  N-イソプロピルアクリルアミド ,  重合体