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J-GLOBAL ID:201002257578518006   整理番号:10A0488896

異なる金属イオンを活性化炭素上に担持させたときのジクロロメタン/トリクロロメタンの脱着活性化エネルギーに及ぼす影響

Effects of loading different metal ions on an activated carbon on the desorption activation energy of dichloromethane/trichloromethane
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巻: 179  号: 1-3  ページ: 790-794  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Fe3+,Mg2+,Cu2+またはAg+を活性化炭素(AC)上に担持させたときの炭素表面のジクロロメタン(DCM)およびトリクロロメタン(TCM)に対する相互作用に及ぼす影響について研究調査した。温度プログラム管理による脱着(temperature-programmed desorption:TPD)実験を行い,Fe3+,Mg2+,Cu2+,Ag+イオンを別々にドープしたAC上のDCM/TCMの脱離活性化エネルギーを測定した。DCMとTCMの絶対硬度と電気陰性度を密度汎関数理論に基づいて算定した。金属イオンをAC上に担持させたことがAC表面とDCM/TCMとの間の相互作用にいかなる影響を及ぼすかについて検討した。その結果,修飾されたAC上のDCMおよびTCMの脱離活性化エネルギーは次のような順序にしたがうことが判明した:Fe(III)/AC>Mg(II)/AC>Cu(II)/AC>AC>Ag(I)/AC。DCM,TCM両方とも硬い塩基であった。Fe3+あるいはMg2+イオンのAC表面上の担持は,Fe3+およびMg2+が硬い酸であるため,DCM/TCMと炭素表面との間の相互作用を高め,一方Ag+イオンのAC表面上の担持は,Ag+が軟らかい酸であるため,DCM/TCMと炭素表面との間の相互作用を弱くする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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有害ガス処理法  ,  その他の汚染原因物質  ,  吸着,イオン交換  ,  吸着剤 

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