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J-GLOBAL ID:201002257619392730   整理番号:10A0122415

ビタミンKエポキシド還元酵素の細菌ホモログの構造

Structure of a bacterial homologue of vitamin K epoxide reductase
著者 (6件):
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巻: 463  号: 7280  ページ: 507-512  発行年: 2010年01月28日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンKエポキシド還元酵素(VKOR)は,ビタミンKヒドロキノンを生成して,多くの血液凝固因子のγ-カルボキシル化を維持している。今回我々は,藍藻(Synechococcus sp.)由来のVKOR細菌ホモログの,3.6Å分解能での結晶構造を報告する。この構造から,VKORは本来,その一部である酸化還元パートナーのチオレドキシン様ドメインと複合体を作っており,電子伝達が休止している状態に対応することがわかった。VKORの触媒コアは,キノンを取り囲む4本の膜貫通ヘリックスバンドルで,ペリプラスムにあるチオレドキシン様ドメインとはもう1つの膜貫通セグメントで結ばれている。我々は,VKORが新たに合成されたタンパク質のシステインに由来する電子を使ってキノンを還元する経路を考え,この機構はビタミンKに依存したジスルフィド架橋形成のin vitro再構築により確認された。今回の結果は,哺乳類VKORの作用機構にかかわるもので,最も一般的に使われている経口抗凝固薬であるVKOR阻害剤ワルファリンへの耐性が,突然変異により生じる仕組みを説明している。Copyright Nature Publishing Group 2010
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