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J-GLOBAL ID：201002257632598282   整理番号：10A0680025

セルロースナノ結晶: 化学,自己組織化及び応用

Cellulose Nanocrystals: Chemistry, Self-Assembly, and Applications

著者 (4件)： HABIBI Youssef (North Carolina State Univ., North Carolina) ,  LUCIA Lucian A. (North Carolina State Univ., North Carolina) ,  ROJAS Orlando J. (North Carolina State Univ., North Carolina) ,  ROJAS Orlando J. (Helsinki Univ. Technol., Espoo, FIN)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 110  号： 6  ページ： 3479-3500  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロースは古くから化学原料として知られており,今日でも繊維製品など広く利用されている。セルロース繊維を加水分解したとき,無欠陥の棒状の結晶性物質が残るが,最近,これがセルロースナノ結晶(CN)であることが発見されて以来,多くの関心が集まっている。本レビューはこのCNの合成及び物理的ならびに化学的性質を以下の項目に分けて解説した。1)セルロースの構造と形態,2)CNの合成と形態,3)CNの化学修飾(非共有結合的表面化学修飾,TEMPO媒介酸化,カチオン化,エステル化,シリル化などによる表面化学修飾,ポリマのグラフト結合),4)CNの自己組織化(水溶液中及び有機溶液中での自己組織化,外場中での自己組織化,固体薄膜中での自己組織化),5)ナノ複合体材料としてのCNの応用 A.ナノ複合体プロセシング(キャスティング-蒸発プロセシング,ゾル-ゲルプロセシング,その他のプロセシング),B.CNからなる複合体の機械的性質(CNの形態と大きさ,プロセシング法,界面相互作用),C.CNからなる複合体の熱的性質)。

シソーラス用語： *ナノ結晶 ,  *セルロース ,  *ナノ複合材料 ,  自己組織化 ,  化学修飾 ,  結晶成長

分類 (3件)： 多糖類  (CF10054P) ,  加溶媒分解  (CF02040X) ,  有機化合物の結晶成長  (BK13070E)

タイトルに関連する用語 (4件)： セルロースナノ結晶 ,  化学 ,  自己組織化 ,  応用