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J-GLOBAL ID：201002257764335582   整理番号：10A0763919

ダクタイル鋳鉄特性および低温での衝撃強さ

Ductile Iron Characteristics and Impact Strength at Low Temperature

著者 (3件)： LABRECQUE C. (Rio Tinto Iron and Titanium, Quebec, CAN) ,  CABANNE P.-M. (Rio Tinto Iron and Titanium, Frankfurt, DEU) ,  MURATORE E.C. (Rio Tinto Iron and Titanium, Illinois)
資料名： Transactions of the American Foundry Society  (Transactions of the American Foundry Society)
巻： 118  ページ： 233-242  発行年： 2010年 
JST資料番号： E0261A  CODEN： TAFOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大型風力発電設備が急速に利用され始めている今日,そのハウジングに用いられているフェライトダクタイル鋳鉄(DI)の機械的性質,特に寒冷地における衝撃強さに注意する必要がある。本稿においては,この用途に関する研究をレビューすると共に,いくつかの事例およびパイロットプラント鋳造実験を示した。レビューにおいては,衝撃強さ,標準仕様およびいくつかの影響因子(サイズ効果,ノジュール数効果およびフェライトサイズ効果)について示した。事例では,要求に合致した鋳放しフェライトDIおよび仕様より優れた熱処理DIの金属組織およびシャルピー衝撃値を示した。これらを総括して,衝撃値はDIの特性の指標として重要であるが,例えば鋼との比較に用いるようなことはすべきではなく,他の,例えば降伏強さのようなものを使用すべきであることを示した。また,-40°Cでも延性のあるDIを製造することが可能であることも示唆した。

シソーラス用語： *球状黒鉛鋳鉄 ,  *衝撃強さ ,  低温

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： ダクタイル鋳鉄 ,  低温 ,  衝撃強さ