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J-GLOBAL ID:201002257870144869   整理番号:10A0092741

古倍数体ダイズのゲノム塩基配列

Genome sequence of the palaeopolyploid soybean
著者 (40件):
資料名:
巻: 463  号: 7278  ページ: 178-183  発行年: 2010年01月14日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ダイズ(Glycine max)は,種子にタンパク質や油を多く含み,土壌微生物との共生による大気窒素固定能力をもつことから,最も重要な農作物の1つとなっている。今回我々は,その1.1ギガ塩基のゲノム塩基配列を全ゲノム・ショットガン法を用いて解読し,物理的地図,高密度遺伝子地図と合わせて,染色体規模の概要塩基配列を作製した。タンパク質コード遺伝子は46,430個と推定され,シロイヌナズナよりは70%多く,同じく古倍数体(palaeopolyploid)であるポプラゲノムとは同程度である。推定遺伝子の約78%が染色体末端側領域にあり,これらの末端側領域はゲノム全体の2分の1以下だが,遺伝的組み換えのほぼすべてにこの領域がかかわっている。およそ5,900万年前と1,300万年前にゲノムの重複が起こっており,その結果,遺伝子の75%近くが複数のコピーをもつ非常に重複の多いゲノムとなっている。この2回の重複の後に,遺伝子の多様化と喪失,数多くの染色体再編成が起こっている。ダイズゲノムの正確な塩基配列によって,ダイズのさまざまな形質の遺伝的基盤の解明が容易になり,ダイズ改良品種の開発が促進されるだろう。Copyright Nature Publishing Group 2010
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  豆類 
タイトルに関連する用語 (4件):
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