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J-GLOBAL ID：201002257898269543   整理番号：10A1028956

地方都市の沿革と拡大過程に関する研究-津市を事例にして-

著者 (2件)： 岩田俊二 (三重短大) ,  中井加代子 (三重短大)
資料名： 地研年報  (Annals of the Institute of Regional Studies, Tsu City College)
号： 15  ページ： 1-22  発行年： 2010年08月31日 
JST資料番号： L5826A  ISSN： 1342-3673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 津市を事例として,地方都市の市域拡大の推移を検証した。三重県の県庁所在地である津市は,明治22年の市制発布とともに誕生した。その時の人口は7万人,面積は8平方キロ米であった。その後町村合併により市域を拡大し,平成の大合併(平成18年)によって,人口28万4千人,面積710平方キロ米となった。大正10年の郡制廃止,昭和17年の町村合併,昭和28年の市町村合併と平成の大合併の4回の大きな拡大時期があった。市域拡大に伴い,人口密度はどんどん減少し,明治22年3493人/km2が現在は400人/km2となり,人口規模の拡大による合理化メリットを打ち消す,広大な過疎地域の囲い込みによる行政サービスの低下が懸念されている。

シソーラス用語： *地方都市 ,  *拡大 ,  歴史 ,  地方自治体 ,  併合 ,  *三重県 ,  *事例研究 ,  国家政策 ,  地域制 ,  法規 ,  地理的分布 ,  競争 ,  人口 ,  面積 ,  人口密度 ,  広域処理
準シソーラス用語： *津市

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 地方 ,  都市 ,  拡大 ,  過程 ,  研究 ,  津