文献

J-GLOBAL ID：201002257910547260   整理番号：10A0089285

中温度燃料電池用途用スルホン化ポリ(エーテル-エーテルケトン)/粘土ナノ複合材料膜の電気化学研究

Electrochemical investigation of sulfonated poly(ether ether ketone)/clay nanocomposite membranes for moderate temperature fuel cell applications

著者 (6件)： HASANI-SADRABADI Mohammad M (Polymer Engineering Dep., Amirkabir Univ. of Technol., Tehran, IRN) ,  HASANI-SADRABADI Mohammad M (Biomedical Engineering Dep., Amirkabir Univ. of Technol., Tehran, IRN) ,  DASHTIMOGHADAM Erfan (Polymer Engineering Dep., Amirkabir Univ. of Technol., Tehran, IRN) ,  SARIKHANI Kaveh (Polymer Engineering Dep., Amirkabir Univ. of Technol., Tehran, IRN) ,  MAJEDI Fatemeh S. (Biomedical Engineering Dep., Amirkabir Univ. of Technol., Tehran, IRN) ,  KHANBABAEI Ghader (Polymer Sci. and Technol. Div., Res. Inst. of Petroleum Ind., Tehran, IRN)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 195  号： 9  ページ： 2450-2456  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,種々のスルホン化度を持つ部分スルホン化ポリ(エーテル-エーテルケトン)(sPEEK)を調製した。その最適スルホン化度を,膜の輸送特性および加水分解安定性に従い測定した。次に,種々の量の有機改質モントモリロナイト(MMT)を,溶液インターカレーション法によりsPEEKに導入した。作製した複合材料膜のプロトン伝導性およびメタノール透過性測定から,高温においてさえプロトン対メタノールに高い選択性がある,ことが分かった。sPEEKおよび最適ナノ粘土組成としてMMT1wt%ベースの膜は,濃縮メタノール供給において高い選択性とパワー密度を示した。更に,最適ナノ複合材料膜は,生sPEEKおよびNafion 117膜と比較して,より高い性能を与えるのみならず,高メタノール濃度において高い開路電圧(OCV)を示した。高プロトン伝導性,低減メタノール透過性,高パワー密度,便利な加工性,および低価格のお陰で,sPEEK/MMTナノ複合材料膜は,中温度直接メタノール燃料電池用途用の代替膜として検討できるだろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ポリエーテルエーテルケトン ,  *ナノ複合材料 ,  高分子膜 ,  粘土 ,  加水分解 ,  *モンモリロナイト ,  インターカレーション ,  プロトン伝導 ,  密度 ,  電圧 ,  *直接メタノール燃料電池
準シソーラス用語： スルホン化ポリエーテルエーテルケトン ,  パワー密度 ,  開路電圧

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (9件)： 中温度燃料電池 ,  用途 ,  スルホン化 ,  エーテル ,  ケトン ,  粘土 ,  複合材料膜 ,  電気化学 ,  研究