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J-GLOBAL ID：201002257937906033   整理番号：10A0686403

立方BaMnO₃の(001)面の表面特性 密度汎関数理論研究

Surface properties of the (001) surface of cubic BaMnO₃: A density functional theory study

著者 (5件)： LI N. (Pulsed High Magnetic Field Center, Huazhong Univ. of Sci. and Technol., Wuhan 430074, People’s Republic of China) ,  YAO K. L. (Pulsed High Magnetic Field Center, Huazhong Univ. of Sci. and Technol., Wuhan 430074, People’s Republic of China) ,  GAO G. Y. (School of Physics, Huazhong Univ. of Sci. and Technol., Wuhan 430074, People’s Republic of China) ,  ZHU L. (School of Physics, Huazhong Univ. of Sci. and Technol., Wuhan 430074, People’s Republic of China) ,  WU Y. Y. (Pulsed High Magnetic Field Center, Huazhong Univ. of Sci. and Technol., Wuhan 430074, People’s Republic of China)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 107  号： 12  ページ： 123704  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 局所スピン密度近似内のフルポテンシャル線形増強平面波法により立方マンガン酸バリウム(BaMnO₃)の(001)面の表面特性を理論的に研究した。BaOとMnO₂終端を持つ立方BaMnO₃の(001)面の電子特性を示し,議論した。表面構造,Mulliken有効原子電荷,表面エネルギーと安定性,バンド構造,および部分状態密度を得た。BaO終端面について,全ての層原子が内側に向けて(中心層方向に)緩和する一方,MnO₂終端表面では全ての層原子が外側に向けて(真空方向に)緩和することを見出した。最大緩和は二つの終端上の第一層原子で出現する。BaO終端の表面しわはMnO₂終端表面よりはるかに大きい。計算表面エネルギーと安定性の結果に基づいて,BaO終端面のみが立方BaMnO₃の(001)面に存在できることを得た。それらのバンド構造の解析から,BaO終端面が,バルク材料とMnO₂終端面に比べて明らかな半金属特性を持っていることが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 立方晶系 ,  *バリウム化合物 ,  *マンガン酸塩 ,  *表面性状 ,  密度汎関数法 ,  局所密度汎関数法 ,  APW法 ,  表面構造 ,  有効電荷 ,  表面エネルギー ,  安定性 ,  バンド構造 ,  状態密度 ,  緩和現象 ,  原子 ,  皺 ,  末端基 ,  半金属
準シソーラス用語： フルポテンシャル線形増強平面波法 ,  局所スピン密度近似 ,  *表面特性

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  表面の電子構造  (BM02080J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 表面特性 ,  密度汎関数理論 ,  研究