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J-GLOBAL ID:201002257997879388   整理番号:10A0107504

7月・8月咲きコギクの花芽分化・発達における日長反応の品種間差

Variations of Photoperiodic Response of Flower Buds Initiation and Development in July- and August-flowering Small-flowered Spray Chrysanthemum Cultivars
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 93-98 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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7月・8月咲きコギク品種の開花における日長反応性を調査した.その結果,供試した8月咲き品種は,すべて花芽分化開始について16時間以上24時間未満の限界日長をもつ夏秋ギク型品種に分類された.7月咲き品種は花芽分化開始についての限界日長をもたない夏ギク型品種と限界日長をもつ夏秋ギク型品種が混在していることが明らかになった.また,自然開花期の遅いものほど短日条件下での分化節位が高かった.供試したコギク品種のうち7月咲きコギク品種として栽培されている‘ほたる’は,‘岩の白扇’と同様の日長反応性をもち,短日条件で速やかに花成が進行する品種であった.以上の結果,‘ほたる’のようなコギク品種を選抜あるいは育成することで,夏期の需要期において気象の年次変動の影響を受けにくい電照抑制による同一品種での安定継続出荷作型の開発に繋がることが期待される.(著者抄録)
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分類 (1件):
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花き・花木 
引用文献 (16件):
  • Cathey, H. M. 1957. Chrysanthemum temperature study. The effect of temperature upon the critical photoperiod necessary for the initiation and development of flowers of Chrysanthemum morifolium. Proc. Amer. Soc. Hort. Sci. 69: 485-491.
  • Cockshull, K. E. 1976. Flower and leaf initiation by Chrysanthemum morifolium Ramat. in long days. J. Hort. Sci. 51: 441-450.
  • 出口 浩・松尾崇宏・北村信弘.2002.無側枝性夏秋ギク「岩の白扇」の6~8月開花における栽培安定技術.長崎総農林試研報(農業部門).28: 1-17.
  • 福田正夫・西尾穣一.1984.夏ギク「精雲」の7~9月開花技術の確立.愛知農総試研報.16: 178-182.
  • 樋口春三・原 幹博.1974.秋ギク幼苗の低温処理が生育,開花に及ぼす影響.愛知農総試研報B.6: 62-67.
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