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J-GLOBAL ID:201002258262029700   整理番号:10A0335913

機能的プロテオミクスにより,血管アテローム硬化性障害に対するSalvia miltiorrhiza水抽出物の作用を明らかにする

Functional proteomics reveal the effect of Salvia miltiorrhiza aqueous extract against vascular atherosclerotic lesions
著者 (5件):
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巻: 1804  号:ページ: 1310-1321  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Salvia miltiorrhizaは心血管疾患療法に関して広く使用される漢方薬であるが,ホモシステイン(Hcy)処理のような酸化ストレス下の平滑筋細胞(SMC)の増殖減衰に寄与する細胞メカニズムについてほとんど知られていない。予想したように,S.miltiorrhiza水抽出物の(SMAE)の低投与量(0.015mg/ml)は,Hcy刺激下のラットSMC系(A10)の増殖を顕著に阻害し(>60%),細胞内活性酸素(ROS)濃度はp47phox転位の低下及びカタラーゼ活性の増加によりSMAE処理後に明確に低下した。細胞情報伝達様式により,SMAEはPKC/MAPK依存経路を介してHcy誘導A10細胞増殖を阻害することを示唆した。質量分析と連結した二次元電気泳動(2-DE)により,Hcy及びHcy/SMAEに応答する14蛋白質の強度の統計的に顕著な変化を明らかにした。一方,SMAEは特異的細胞骨格/シャペロン蛋白質のカルボニル修飾を低下し,細胞型転換を誘導した。さらに,MetaCoreTMを用いたネットワーク解析により,SMAE有効性と関連する分子基盤に光を当てた。SMAEはROSの除去,次いで蛋白質カルボニル化の調節を通してそれの保護作用を働かせ,細胞増殖を阻害した。これらの優れたネットワーク及び機能的プロテオミクスにより,潜在的治療標的の評価を容易にし,蛋白質機能がレドックス状態により調節される新規メカニズムをおそらく解明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  循環系の基礎医学 
物質索引 (1件):
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