文献

J-GLOBAL ID：201002258319487050   整理番号：10A0596688

設計支援のための解析技術 ものづくりのための計算工学

著者 (1件)： 大富浩一 (東芝 研開セ)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 45  号： 6  ページ： 257-263  発行年： 2010年06月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ものづくりの視点から解析技術を広く捉え,現状の課題と今後の展望について具体的な提案を行った。ものづくりにおける計算工学はどうあるべきかについて,本稿では計算工学の定義も含めて考えた。そのために,まず,ものづくりと計算工学の関係について述べ,次に,設計対象への計算工学適用の目的について触れた。また,ものづくりにける計算工学の現状の理解に資するため,ものづくりに計算工学を適用する際に重要となるモデル化とその予測精度を例として説明し,具体的事例として構造物の振動設計問題を取り上げた。また,ものづくりのための設計のプロセスと支援技術と云われる計算工学についても論じた。最後に,これらを受けてものづくりにおける計算工学はどうあるべきかについて提言した。

シソーラス用語： 製造 ,  *工学 ,  技術 ,  計算流体力学 ,  システム同定 ,  モデリング ,  精度 ,  CAE【計算機】 ,  力学 ,  有限要素法 ,  構造力学 ,  動力学 ,  工程
準シソーラス用語： CFD ,  FEM解析 ,  解析技術 ,  機械力学 ,  *計算工学 ,  支援技術 ,  設計プロセス ,  *物作り ,  予測精度

分類 (1件)： 工業・技術設計  (HA05000Q)

引用文献 (4件)：

• OHTOMI, K. Dynamic Fluid Forces Acting on Internal Reactor Components. Journal of Wind Engineering. 1988, 37, 613-622
• BISWAS, Debasish. Numerical modeling of flow induced vibration of suspension bar using a High-Order LES Model. ICCJ2007. 2007, 52-57
• 日本計算工学会. 「ものづくりのための計算工学」研究会HP. http://www.jsces.org/monozukuri/
• 大富浩一. 技術ロードマップから見る2025年の社会展望 : 設計の視点から. 日本機械学会年次大会講演論文集, 2007. 2007

タイトルに関連する用語 (4件)： 設計支援 ,  解析 ,  ものづくり ,  計算工学