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J-GLOBAL ID:201002258325911492   整理番号:10A0004211

表面修飾磁性ナノ粒子のキャラクタリゼーションと分析への応用

Characterization and analytical application of surface modified magnetic nanoparticles
著者 (2件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 148-158  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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化学的共沈法を用いて様々な官能基を有するFe3O4超常磁性ナノ粒子を合成し,これらを用いて蛋白質の分離及び金属イオンの抽出への分析的応用を例示した。テトラエトキシシラン(TEOS)で被覆した,化学的に不活性なシリカ層がFe3O4コアを化学的攻撃から保護し,ナノ粒子が水溶液中に良好に分散できるようにしている。このビーズは特にpH≧3の酸性溶液に耐性がある。アミノ基(-NH2)をシリカ被覆Fe3O4に共有結合させ,次に-NH2と無水グルタル酸の反応によってナノ粒子表面をカルボキシル基(-COOH)で官能化した。合成した磁性ナノ粒子(MNP)は,FT-IR,FE-TEM,XRD及びSQUIDを用いてキャラクタリゼーションを行った。ナノビーズ上に官能基が存在することは,分子蛍光分光法を用いて確認した。アミノ基(-NH2)の存在についてはFITCを標識化し,波長473nmの励起レーザと518nmの蛍光を用いてモニタリングした。ビオチンをMNPに固定化し,アビジン上に標識化したFITCの蛍光をモニタリングすることによりカルボキシル基(-COOH)を識別した。カルボキシル基(-COOH)で官能化したMNPを用いてシトクロームC(12,000Da),RNアーゼB(15,000Da)及びミオグロビン(17,000Da)の蛋白質を分離し,MALDI-TOF-MSを用いて識別した。金属-EDTA錯形成のためにアミノベンジルEDTA(エチレンジアミン四酢酸)をMNP上に固定化し,合成した磁性粒子を環境及び医学への応用において金属イオンを抽出するために用いた。Cu,Cd,Co及びPbイオンを~10ng/mLの溶液からバッチ法で抽出し,その抽出効率はpH4で>90%であった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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分離法一般  ,  塩基,金属酸化物  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  遷移金属錯体一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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