抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2010年1月,青森県津軽半島の蓬田村の1本のクロマツ枯損木でマツノザイセンチュウの生息が確認された。マツノザイセンチュウ被害とその拡大を,次の項目に沿って報告した。1)うごく被害分布先端,2)マツノザイセンチュウ被害とその拡大,3)東北地方での材線虫病分布拡大の経過,4)被害分布の北上は温暖化の表れ?,5)被害分布の北上を封じるために,である。青森県では,秋田県におけるマツ材線虫病の増加に対して,日本海側の秋田県との県境において,県境部の2か所で南北km幅にわたってマツ生立木を伐採,除去した。太平洋側でも,岩手県内での発生に対して被害木を発見することが重要である。