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J-GLOBAL ID:201002258367762578   整理番号:10A0435041

メカニカルアロイングした非晶質粉末を圧密して製作したバルク非晶質及びナノ結晶質のAl83Fe17合金

Bulk amorphous and nanocrystalline Al83Fe17 alloys prepared by consolidation of mechanically alloyed amorphous powder
著者 (2件):
資料名:
巻: 495  号:ページ: 382-385  発行年: 2010年04月16日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,バルクの非晶質とナノ結晶質のAl83Fe17合金を,メカニカルアロイングした粉末を圧密して得た。Al-17%Fe混合粉末のメカニカルアロイングで,非晶質構造の粉ができた。示差走査熱量測定で,ミリング製品の熱挙動は調べた。この調査よって,非晶質相は380°Cより上で結晶化することが判明した。非晶質粉末を異なった条件(380°Cで600s及び1000°Cで180s)で,7.7GPaの圧力下で圧縮した。バルク材の構造研究の結果よると,非晶質構造は380°Cで施した圧密過程の後にも保持された。高圧で1000°Cで圧縮すると,支障質相の結晶化が起き,準安定なナノ結晶質の相が現れた。この相は,大気圧の熱量計内での加熱の際に結晶化したものとは異なった。バルクの非晶質試料の微小硬度は760HV0.2であった。一方,バルクのナノ結晶質の硬度は630HV0.2であった。バルクの非晶質材料の密度は3.505g/cm3であり,ナノ結晶質のものより~3%低かった。両方の圧密した材料の開放気孔率は0.4%であつた。得られた結果によれば,非晶質構造を保存した圧密体ならびにナノ結晶構造を示す圧密体の品質は満足できるもので,製品の微小硬さは比較的高かった。この結果は,高圧を加えると,非晶質合金の結晶化が影響を受け,その過程の製品の相成分にも変化があることを示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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圧粉,焼結 

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