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J-GLOBAL ID:201002258392512330   整理番号:10A0320182

陽イオン界面活性剤系CDS/TTABr/H2O中のベシクル修飾によるシュウ酸カルシウムの調製

Preparation of Calcium Oxalate by Vesicle Modification in the Catanionic Surfactant System CDS/TTABr/H2O
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資料名:
巻: 114  号:ページ: 2131-2139  発行年: 2010年02月18日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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過剰一価塩と陽イオン-陰イオン(カタニオン)界面活性剤混合物中,二種類のラメラ相(Lα)領域を高濃度カチオンと高濃度アニオン溶液の両者で及び等モル比の陽イオンと陰イオン界面活性剤のとき沈殿形で観測した。陰イオン界面活性剤としてドデシル硫酸カルシウム(CDS),陽イオン界面活性剤としてテトラデシルトリメチルアンモニウムブロミド(TTABr)及び過剰塩としてCaBr2を用い,表面張力,電気伝導度,レオロジー測定及び透過型電子顕微鏡(TEM)観察によってCDS/TTABr/H2O系の相挙動と温度依存挙動を調べた。高濃度陽イオン界面活性剤溶液中で複屈折Lα相を観察し,一方,高濃度陽イオンと高濃度陰イオン溶液の両者で沈殿を観察した。Ca2+イオンの導入は界面活性剤頭基の静電遮蔽を変えることをもくろむ。TEMとレオロジーによって安定ベシクルを特性化した。陽イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤間の静電と疎水性相互作用がベシクル生成を駆動した。TEM観察は温度が分子相互作用に顕著に影響を及ぼし,分子二分子層の構造を変え,ベシクルの不安定性を導くことを示した。Lα溶液にシュウ酸ジメチルを添加することによってシュウ酸カルシウム一水和物(COM)の微結晶を調製するためベシクルを使用した。X線回折と走査電子顕微鏡観察はベシクル相がシュウ酸カルシウム結晶の生成と成長に影響を及ぼすことに重要な役割を演じることを指示した。すなわち,反応中に形成される微結晶は主にレンガ状(十二面体)と星状(二十四面体)である。二種類の形態はCOM中では以前観測されなかった。更に,両形態は界面活性剤無しに調製した形態よりも大きく,また,その形態はシュウ酸カルシウム生物鉱化作用において界面活性剤に関する役割を説明している。
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分類 (2件):
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塩  ,  ミセル 
物質索引 (4件):
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