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J-GLOBAL ID:201002258445431150   整理番号:10A0335930

サイトゾルAPx(アスコルビン酸ペルオキシダーゼ)ノックダウンは,イネのあいまいなレドックス応答を示す

Cytosolic APx knockdown indicates an ambiguous redox responses in rice
著者 (13件):
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巻: 71  号: 5-6  ページ: 548-558  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX,EC 1.1.11.1)はクラスIヘムペルオキシダーゼで,アスコルビン酸を特異電子ドナーとして用いて,H2O2のH2O転換を触媒する。以前,種々の亜細胞コンパートメントに位置するイソ型をコードする,8種類のApx遺伝子をイネ(Oryza sativa)の核ゲノムで同定した。植物成長と植物ストレス応答に及ぼすサイトゾルApxイソ型の重要性を調べるために,サイトゾルApx1とApx2遺伝子,それぞれをサイレンシングしたイネトランスジェニック植物を生成した。トランスジェニック二重Apx1/2サイレンシング植物は,全抗酸化系調節に強い影響を与えるApx活性の全体的減少を示したにもかかわらず,正常な成長を示した。また,Apx1/2サイレンシング植物は,コントロールとストレス状況下でH2O2蓄積の増加を示した。毒性濃度のアルミニウムに対して,野生型植物に比べて高い耐性を示した。一方,OsApx1とOsApx2遺伝子のサイレンシングは,個別に植物成長に強い効果をもたらして,半矮性表現型を生じた。これらの結果は,サイトゾルOsApx遺伝子の二重サイレンシングはイネの代償性抗酸化機構を誘発すること,一方,これら遺伝子の1つのノックアウトはそれを誘発せずに,正常植物成長障害をもたらすことを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  遺伝子操作 

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