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J-GLOBAL ID:201002258466893579   整理番号:10A0004853

ホルムアミドの熱分解から合成したポリ(シアン化水素)の熱分解のTGA-FT-IR研究:彗星放出物との関連

TGA-FT-IR study of pyrolysis of poly(hydrogen cyanide) synthesized from thermal decomposition of formamide. Implications in cometary emissions
著者 (4件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 34-44  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホルムアミド(HCONH2)は熱処理によって分解し,ブラックポリマーを与える。FT-IRと13C NMRによって,ホルムアミドからのポリマーの構造はポリ(シアン化水素)(PHC)であることが示される。PHCのTGA-FT-IRは,脱重合を引き起こし,300°Cから850°CまでにHCNを連続的に放出する。アンモニアも200°Cから放出され,イソシアン酸が350°CからHCNとNH3とともに放出される。PHC,又はその単純な誘導体は,彗星からHCNとCNラジカルの放出に関与すると考えられる。PHCは彗星,又は氷との混合物の表面に存在し,その後,彗星が太陽に接近するときの熱,又は高エネルギー陽子,及び粒子に起因する脱重合反応によっておびただしく放出される。ホルムアミドの熱分解反応は,非常に複雑な反応である。この反応から,PHCに加えて,COとNH3が,高温ではHCNも生じる。PHCの生成は,カルバミン酸アンモニウム(H2N-COONH4)と炭酸アンモニウムの形成を伴う。TGA-FT-IRにおける熱分解実験のイソシアン酸の放出を説明するためには,複素環化合物イソシアヌル酸とその互変異性体がホルムアミドの熱分解の2次生産物として形成されると考えられる。また,プリンが単離され,PHCから特性化された。カーボンアークの温度で,ホルムアミドはCO,CO2,HCN,及びHC=CHに分解する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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重合反応一般  ,  脂肪族カルボン酸の窒素誘導体 
物質索引 (4件):
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