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J-GLOBAL ID：201002258483066171   整理番号：10A0965453

トリクロカルバン及びトリクロサンの農場濃度における生分解及び3種の農業用土壌における浸出性能

Triclocarban and triclosan biodegradation at field concentrations and the resulting leaching potentials in three agricultural soils

著者 (2件)： CHA Jongmun (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Michigan State Univ., East Lansing, MI 48824, USA) ,  CUPPLES Alison M. (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Michigan State Univ., East Lansing, MI 48824, USA)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 81  号： 4  ページ： 494-499  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究により,生分解及び吸着を基礎とする簡潔なモデルを用いて3種の農業用土壌中の抗菌剤トリクロカルバン(TCC)及びトリクロサン(TCS)の浸出可能性を評価した。抗菌剤を2つの湿潤レベル(10%又は15%:重量比)で,初期濃度0.05,0.2又は2mg/kgになるように加えた。低濃度(0.05,0.2mg/kg)は,より代表的な農場濃度であり,そして,それは重要である。何故なら従来の研究は代表的には高い初期濃度に焦点を合わしているからである。100日後,TCC及びTCSの重要な残留物があらゆる条件下で発生し,そして,一次分解半減期より,TCCが生分解により大きい抵抗性があることを示した。推定のK_d値及びK_oc値は,TCCに対しては,193-296L/kg,18175-33991L/kgであり,TCSに対しては,33-55L/kg,3968-6310L/kgであった。これらの化学物質の浸出性能は極めて低く,それ故,地下水を汚染するとは思えないことが浸出モデルより判明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 農地 ,  抗細菌薬 ,  場 ,  浸出 ,  分配係数 ,  有機炭素 ,  吸着 ,  収着 ,  *土壌汚染 ,  農薬汚染 ,  *残留農薬 ,  *微生物分解 ,  土壌有機炭素 ,  下水汚泥
準シソーラス用語： 下水スラッジ ,  バイオ吸着 ,  環境場 ,  バイオソリッド

分類 (2件)： 農薬  (SB05030L) ,  土壌汚染  (FB04100T)

物質索引 (2件)： トリクロカルバン ,  トリクロサン

タイトルに関連する用語 (7件)： トリクロカルバン ,  トリクロサン ,  農場 ,  生分解 ,  農業 ,  土壌 ,  浸出