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J-GLOBAL ID：201002258560374755   整理番号：10A1622997

砂カラムの閉塞と糞便性細菌減少に対する流出雨水の影響

Impact of Storm-Water Runoff on Clogging and Fecal Bacteria Reduction in Sand Columns

著者 (5件)： BRIGHT T. M. (Hazen and Sawyer, NY) ,  HATHAWAY J. M. (North Carolina State Univ., NC) ,  HUNT W. F., III (North Carolina State Univ., NC) ,  DE LOS REYES F. L., III (North Carolina State Univ., NC) ,  BURCHELL M. R., II (North Carolina State Univ., NC)
資料名： Journal of Environmental Engineering  (Journal of Environmental Engineering)
巻： 136  号： 12  ページ： 1435-1441  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： D0422A  ISSN： 0733-9372  CODEN： JOEEDU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 流出雨水は沿岸水質の劣化の主因として確認されている。多くの沿岸町村で一般的な雨水吐き口(outfalls)が海洋や河口に細菌や他の汚染物を運び込む。この影響を最小限に抑えるため,ノースカロライナのKure Beachは流出雨水を受け入れ,砂丘の下に浸透させるため2つの雨水吐きにDune Infiltration System(DIS)を設置した。これを補完し,DISの水理及び細菌除去能を求めるため,室内カラム実験を行なった。砂は砂丘の異なる深度から採取した。砂カラムに細菌なしの雨水あるいは大腸菌をスパイクした雨水を60日間通水した。細菌添加雨水は無細菌雨水に比べ,特に実験の末期に向けて浸透速度が有意に低くなった(p<0.05)。細菌の添加は砂/雨水境界での堆積物閉塞に悪影響を与えるようである。本研究はDISあるいは類似の砂ろ過機の設計浸透速度を維持するには維持管理の必要なことを示唆した。しかし,浸透速度の低下は流出水の細菌濃度の低下と相関した。したがって,雨水の浸透速度を最大化し,細菌除去効率を維持するには最適化が必要である。

シソーラス用語： *管理 ,  出水 ,  *浸透 ,  *細菌 ,  ノースカロライナ州 ,  *砂丘 ,  *濾過 ,  砂 ,  大腸菌 ,  大腸菌群
準シソーラス用語： *雨水管理 ,  流出水 ,  砂カラム ,  浸透速度 ,  海中放流 ,  糞便性大腸菌

分類 (1件)： 下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 砂 ,  カラム ,  閉塞 ,  糞便 ,  細菌 ,  流出雨水