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J-GLOBAL ID:201002258622134616   整理番号:10A0724746

下等シロアリReticulitermes flavipes の腸から単離されたベータグルコシダーゼ遺伝子(グリコシル加水分解酵素ファミリー1)の機能,翻訳分析

Functional and translational analyses of a beta-glucosidase gene (glycosyl hydrolase family 1) isolated from the gut of the lower termite Reticulitermes flavipes
著者 (6件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 611-620  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究では下等シロアリReticulitermes flavipesの腸のグリコシル加水分解酵素ファミリー(GHF)1の消化性ベータグルコシダーゼに焦点を置いた。R.flavipesについての以前の研究で,腸全体のベータグルコシダーゼ活性と,炭水化物系阻害剤によるその阻害を調べ,後で宿主のcDNAライブラリーから2つの部分的なcDNA配列を同定した。ここでは,R.flavipesのベータグルコシダーゼのひとつ(RfBGluc-1)の完全なcDNA配列と,そのmRNAの唾液腺と前腸での発現,バキュロウイルス昆虫発現系を用いた組換えタンパクの産生,適切な組換え体の基質特異性プロファイルとパラメーター,ベータグルコシダーゼの確立された阻害剤であるセロビオイミダゾールによる重大な阻害について報告する。また,2つめの腸のベータグルコシダーゼ(RfBGluc-2)の部分的なcDNA配列についても報告し,RfBGluc-1のようにmRNAが主に唾液腺に局在することを示す。RfBGluc-1が微生物の細胞壁の構成成分であるラミナリボースに対し活性をもつことから,RfBGluc-1がセルロース分解と免疫という2つの機能をもつ可能性が示唆される。これらの結果は協同の宿主-共生者リグノセルロース分解に関連した仮説の検証を可能にし,また次世代のシロアリ駆除剤とバイオマスからのバイオエタノール生成に用いられる新規の生体触媒混合物の開発に貢献する重要な情報を提供する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物の生化学  ,  酵素生理 

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