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J-GLOBAL ID：201002258664554070   整理番号：10A0672795

熱脱着分光法による金上のアルカンチオール自己集合単分子層のキャラクタリゼーション

Characterization of Alkanethiol Self-Assembled Monolayers on Gold by Thermal Desorption Spectroscopy

著者 (2件)： STETTNER Johanna (Graz Univ. Technol., Graz, AUT) ,  WINKLER Adolf (Graz Univ. Technol., Graz, AUT)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 12  ページ： 9659-9665  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単結晶の金(111)面上に,ウンデカンチオール(UDT)および11-メルカプトウンデカン酸(MUA)を浸漬法および真空蒸着法により堆積させ,自己集合単分子層を形成させ,熱脱着分光法,LEED,およびAuger分光法によりキャラクタライズした。特に熱脱着分光法は,自己集合単分子層の形成におけるAuアドアトムの役割についても調べることができ,有力な方法であることがわかった。UDTの場合には,清浄でアニールした表面の調製が重要であった。(2√3×3)長方形構造は,立位分子の自己集合単分子層によるもので,ジスルフィドとして400Kで脱着した。倒位分子によっては(12×√3)長方形構造が観測され,分子は500Kにおいてチオラートとして脱着した。11-MUAの場合には,自己集合単分子層は形成されにくく,700Kにおいて金を含有するチオール分子の脱着が観測された。

シソーラス用語： *熱脱着スペクトル ,  *金 ,  自己組織系 ,  *単分子層 ,  結晶面 ,  浸漬 ,  真空蒸着 ,  *チオール ,  低速電子回折 ,  Augerスペクトル
準シソーラス用語： 自己集合単分子層

分類 (2件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

物質索引 (2件)： 11-メルカプトウンデカン酸 ,  1-ウンデカンチオール

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱脱着 ,  分光法 ,  アルカンチオール ,  自己集合単分子層 ,  キャラクタリゼーション