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J-GLOBAL ID:201002258680300836   整理番号:10A0128058

ARC/Mediator複合体の成分陽性補因子2(PC2)によるPLAGL2トランス活性化の調整

Modulation of PLAGL2 transactivation by positive cofactor 2 (PC2), a component of the ARC/Mediator complex
著者 (6件):
資料名:
巻: 452  号:ページ: 22-34  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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転写因子の多形性腺腫遺伝子(PLAG)ファミリーは,細胞増殖,組織特異的遺伝子調節,そして胚発生を含む幅広い生理学的過程を調節するが,PLAGタンパク質活性を調節する機構については殆ど知られていない。本研究において,酵母2ハイブリッドスクリーニングにより,PLAGL2結合タンパク質としてMediator複合体の成分PC2を同定した。我々はPC2がPLAGL2やPU.1と協調して既知のPLAGL2標的プロモーターの活性を増強することを示す。NCF2プロモーター中のPLAGL2結合エレメントは二つに分かれたPLAG1コンセンサス部位のコア配列から成るが,Gクラスターモチーフを欠き,PLAGL2亜鉛フィンガー5および6により認識された。プロモーターおよびPLAGL2変異体はPLAGL2およびPU.1が,プロモーターのそれらの個々の部位へ結合するのに必要であることを示し,PC2ノックダウンはPC2が増強されたプロモーター活性に必須であることを立証した。共免疫沈降法とプロモーターレポーター研究はPLAGL2標的プロモーター活性に対するPC2の効果は,PC2の結合に必要であり,PLAGL2活性化ドメインを含む領域であるPLAGL2のC末端により付与されたことを明らかにする。重要なことに,クロマチン免疫沈降分析とPC2ノックダウン研究はそれぞれ,内在性PC2タンパク質が,PLAGL2により占められている領域のMM1細胞のNCF2プロモーターに結合し,TNF-α処理MM1細胞におけるPLAGL2標的プロモーター活性に必要であることを確証した。最後に,別の既知のPLAGL2標的遺伝子インスリン様増殖因子II(IGF-II)の発現はPC2 siRNAの存在下で大幅に減少した。併せて,これらのデータはPC2を,新しいPLAGL2結合タンパク質でありPLAGL2トランス活性化の重要な介在因子として同定する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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