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J-GLOBAL ID:201002258691042669   整理番号:10A1251915

植物病原菌類Lasiodiplodia theobromaeのジャスモン酸生合成

Biosynthesis of jasmonic acid in a plant pathogenic fungus, Lasiodiplodia theobromae
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巻: 71  号: 17-18  ページ: 2019-2023  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ジャスモン酸(JA)は,多種多様な植物生理過程で重要な役割を演じている植物ホルモンである。また,植物病原菌類Lasiodiplodia theobromaeもJAを生成する。しかし,この真菌類における生合成は,まだ検討されていない。L.theobromaeに[1-13C]と[2-13C]NaOAcを与えて,この真菌類のJAが脂肪酸合成経路に由来することを立証した。L.theobromae培養抽出物において12-オキソ-フィトジエン酸(OPDA)のメチルエステルをGC-MS分析により検出した。この発見は,L.theobromaeにおけるOPDA(植物の既知JA生合成中間体)の存在を示した。[9,10,12,13,15,16-2H6]リノレン酸取込によりL.theobromaeが生成したJAの2H NMR分光学データは,5つの重水素原子がそのまま残っていることを示した。植物では,これはオクタデカノイド経路により生成されたJAに起因すると推測されている。しかし,L.theobromaeにおけるシクロペンテノンオレフィン還元の観察立体選択性は,植物で観察されたものとは反対であった。これらのデータは,エノン還元の面選択性は異なるが,L.theobromaeのJA生合成は植物と類似していることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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植物ホルモン  ,  代謝と栄養 
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