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J-GLOBAL ID：201002258719532845   整理番号：10A0433185

多目的最適化問題における免疫アルゴリズムの研究

Study of Immune Algorithm for Multi-Objective Optimization Problem

著者 (3件)： 森重綾太 (鹿児島大) ,  小野智司 (鹿児島大) ,  中山茂 (鹿児島大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 456(SS2009 48-75)  ページ： 109-114  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現実世界の様々な問題として複数の目的関数を持つ多目的最適化問題があり,近年,広く研究されている。本論文では,多目的最適化問題の一つであり,免疫アルゴリズム(IA)の有効性が確認されていない多目的0-1ナップザック問題(MOKP)に着目し,MOKPにおけるIAの有効性を検証する。また,集団中の非劣抗体の生存率を高めたMulti-Objective Immune Algorithm(MOIA)を提案し,その探索性能について検証を行う。評価実験により,MOIAがStrength Pareto Evolutionary ApproachやNon-dominated Sorting Genetic Algorithmsといった従来手法と同等以上の性能を示すことを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *多目的計画法 ,  *ナップサック問題 ,  *免疫 ,  性能評価 ,  目的関数 ,  探索問題 ,  パラメータ推定 ,  *最適化手法 ,  近傍探索法 ,  ソフトウェア開発 ,  トラス
準シソーラス用語： Pareto最適解 ,  多目的最適化問題 ,  免疫アルゴリズム

分類 (1件)： 数理計画法  (KA03030M)

引用文献 (11件)：

• 比屋根. 並列遺伝的アルゴリズムによる多目的最適化問題のパレート最適解集合の生成法と定量的評価法. 第9回自律分散システムシンポジウム, 1997. 1997, 295-300
• 村田. 多目的最適化問題のための遺伝的局所探索法における優越関係に基づく解更新ルール. 情報処理学会論文誌, 数理モデル化と応用. 2004, 45, 2, 119-133
• 伊佐田. 標的アプローチによるソフトウェア開発信頼性管理支援モデル. 同志社大学理工学研究報告, A. 2004, J87, 2, 216-223
• 本間. 免疫アルゴリズムによるトラス構造の多目的最適化と解の多様性. 日本建築学会構造工学論文集, B. 2003, 49, 309-317
• HORN, J. A niched pareto genetic algorithm for multiobjective optimization. Proc. IEEE World Congress on Computational Intelligence, 1994. 1994, 1, 82-87

タイトルに関連する用語 (3件)： 多目的最適化問題 ,  免疫アルゴリズム ,  研究