抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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配管や機器の重量を支持するためのハンガあるいはサポートの中で,スプリングハンガの使用目的や選定法について述べた。スプリングハンガは,自重のみ支持するリジッドハンガ等に比べて部品点数も多く,高価である。スプリングハンガは,その機能の違いからバリアブルハンガとコンスタントハンガに大別される。前者と後者は,支持点の熱移動量がそれぞれ50mm以下と50mm以上の場所で用いられる。スプリングハンガのタイプ選定は,ばねの伸縮による支持荷重の変動が配管の熱膨張等に抵抗するバリアブルハンガの適用を優先する。ハンガのタイプ決定後の型式の特定で必要な項目は,ストローク,取り付けタイプ,サイズ番号および特殊仕様などである。スプリングハンガを適用する際の注意点・設計上のポイントは,支持荷重,支持点の移動量,相対移動量,配管重量の変動,水圧テスト,不等沈下およびMSS規格への対応などである。