抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高等学校の理科の新学習指導要領の平成24年度の先行実施に際して,化学教育をよりよい方向の導くために,大学教員の立場から化学の新学習指導要領への期待と課題および大学入試への影響について述べた。まず,新学習指導要領では,現行過程の「化学I」「化学II」(各3単位)から新過程の「基礎科学(2単位)」「化学(4単位)」へと改訂され,「粒子の概念(原子,分子,イオン)の概念」と「化学結合」を内容充実が図られた。初中等教育における期待と懸念として,「小中高等学校の接続による一貫性のある教育」,「化学と日常生活や社会との関連の重視」および「知識偏重教育からの脱却」について述べた。