抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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モルタルやタイルなど建築資材の剥離を調べる方法としては,現在,打音法や赤外線法などが多く用いられている。しかし,これらの方法には人為的な誤差が生じるなど幾つかの問題が存在する。そこで,本研究では剥離検出のための新たな方法として,有限振幅の強力空中超音波を利用することを実験的に検討している。すなわち,有限振幅の強力空中超音波(駆動周波数27kHz)を建築資材にスポット照射して非接触で励振させ,その位置における振動を解析することにより,建築資材の剥離状態を判定する方法についての基礎検討を行っている。本報告では,タイルをコンクリートに接着した疑似剥離試料を作成し,以上の方法を実験的に試みた。(著者抄録)