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J-GLOBAL ID：201002258892193010   整理番号：10A0760962

炭化物由来の炭素のミクロ構造とトライボロジー特性に対する鉄触媒の影響

The effect of iron catalysts on the microstructure and tribological properties of carbide-derived carbon

著者 (3件)： JEONG Ji-hoon (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Korea Univ., 1-5-ga, Anam-dong, Sungbuk-gu, Seoul 136-701, KOR) ,  BAE Heung-taek (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Korea Univ., 1-5-ga, Anam-dong, Sungbuk-gu, Seoul 136-701, KOR) ,  LIM Dae-soon (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Korea Univ., 1-5-ga, Anam-dong, Sungbuk-gu, Seoul 136-701, KOR)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 48  号： 12  ページ： 3628-3634  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高温での選択エッチングによって,炭化物由来炭素(CDC)膜を焼結SiC上に合成した。CDC膜の構造とトライボロジー挙動に対する触媒粒子の影響を調べるために,高温塩素化プロセスでの触媒として鉄粒子を使用した。塩素化は1000~1200°Cの温度範囲で行った。合成したCDCの構造は,Raman分光法や透過型と走査型電子顕微鏡で特性化して,調べた。膜の表面特徴は,Auger電子分光法を使用することで分析した。その結果は,鉄の触媒を加えることによって,厚さは変化しなかったが,結晶度が増加したのを示した。摩擦係数における著しい変化は全く観察されなかった。摩耗率は触媒の添加によって低下したが,処理温度を1150°Cまで増加させることによって,その低下は最小化された。磨耗抵抗における観察された改良は,鉄触媒の存在によるカーボンナノチューブやオニオン状カーボンのよう結晶相の増加の結果としての硬度の増加によると考えられた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *炭化ケイ素 ,  炭素 ,  薄膜 ,  製膜 ,  ドライエッチング ,  塩素化 ,  鉄触媒 ,  微細構造 ,  *トライボロジー ,  摩擦係数 ,  摩耗速度 ,  硬度 ,  ナノ結晶

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  潤滑一般  (QB02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭化物 ,  炭素 ,  ミクロ構造 ,  トライボロジー特性 ,  鉄触媒