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J-GLOBAL ID：201002258960043456   整理番号：10A0875923

種々の異質なガスによるノーズコーンの吹出冷却

Transpiration cooling of a nose cone by various foreign gases

著者 (4件)： LIU Yuan-qing (Key Lab. for Thermal Sci. and Power Engineering, Dep. of Thermal Engineering, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  JIANG Pei-xue (Key Lab. for Thermal Sci. and Power Engineering, Dep. of Thermal Engineering, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  JIN Shao-shan (Key Lab. for Thermal Sci. and Power Engineering, Dep. of Thermal Engineering, Tsinghua Univ., Beijing 100084, CHN) ,  SUN Ji-guo (Beijing Aerospace Propulsion Inst., Beijing 100076, CHN)
資料名： International Journal of Heat and Mass Transfer  (International Journal of Heat and Mass Transfer)
巻： 53  号： 23-24  ページ： 5364-5372  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： C0390A  ISSN： 0017-9310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ノーズコーンの熱防御に用いる吹出冷却メカニズムについて,種々の冷却ガスに関して実験的および数値的に研究した。噴射速度,モデル形状,主流の入口温度とReynolds数の影響について,空気,窒素,アルゴン,二酸化炭素およびヘリウムに関して検討した。実験ではT_∞=375Kと425KおよびRe_∞=4630~10,000による高温ガス風洞を用いた。実験結果から少量の冷媒量でも,ガス噴射速度がさらに増加するにつれて,増加は小さくなるにもかかわらず,噴射速度の増加による冷却効率の増加により,噴射による高温ガスからの熱伝達が著しく低減することを示した。ノーズコーンモデル吹出面に沿う温度と冷却効率分布については本実験的研究で用いた全ての冷媒に関して同様の傾向であることを示した。温度については淀み点から下流領域に向って低下し,次に冷媒の不均一な質量流量分布と金属背面板からの熱伝導により上昇することを示した。局所冷却効率と熱容量については,冷媒の熱物理的特性に依存することを明らかにした。主流に関してRNG k-ε乱流モデルおよび多孔質領域に関してDarcy-Brinkman-Forchheimer運動量方程式と熱平衡モデルを用いた二次元数値シミュレーションについては実験での一般的特性と比較し良く一致することを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ノーズコーン ,  *吹出冷却 ,  *冷媒 ,  空気 ,  窒素 ,  アルゴン ,  二酸化炭素 ,  ヘリウム ,  シミュレーション ,  二次元 ,  熱特性 ,  物理的性質 ,  *冷却効率 ,  風洞試験 ,  温度分布 ,  流速分布 ,  Reynolds数 ,  乱流モデル
準シソーラス用語： 数値シミュレーション ,  物性 ,  k-εモデル

分類 (3件)： 飛しょう体の設計・構造  (QK04010H) ,  ガスタービン  (PB02040Y) ,  熱交換器,冷却器  (PA03020G)

タイトルに関連する用語 (2件)： ノーズコーン ,  吹出冷却