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J-GLOBAL ID：201002258996183610   整理番号：10A1385151

混合廃棄物処理のための炭素床の水銀排出制御

Carbon Bed Mercury Emissions Control for Mixed Waste Treatment

著者 (2件)： SOELBERG Nick (Idaho National Lab., ID) ,  ENNEKING Joe (NUCON International, Inc., OH)
資料名： Journal of the Air & Waste Management Association  (Journal of the Air & Waste Management Association)
巻： 60  号： 11  ページ： 1341-1352  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： H0011B  ISSN： 1096-2247  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水銀は核燃料の再処理で使用されるため,核廃棄物と混合(核と有害)廃棄物の双方に含まれる。有害廃棄物燃焼の最大達成可能管理技術に関する規格は排出ガス中の水銀の除去効率を99.999%以上にすることを規定している。本研究では,アイダホ国立研究所の試験規模の実証装置とHazen Research社のエンジニアリング規模の装置で,排出ガス中に含まれる水銀の除去能力の評価試験を行った。両方の装置とも,硫黄含浸活性炭の固定床を利用しており,活性炭の固定床が水銀を収着する現状で唯一の技術である。論文では,装置の概略の説明の後,実験条件と実験結果が述べられている。実験の結果,十分な滞留時間があれば,炭素床は水銀の99.999%以上を除去可能であることを確認できた。固定床で炭素に水銀が収着される領域は物質移動帯(MTZ: Mass Transfer Zone)と呼ばれている。実験の結果より,水銀のMTZは15~30cm以下であることが判明した。使用済みの炭素は収着した水銀の98.3~99.99%を保持している。このうちの一部が毒性指標浸出試験中に溶解すると,試験に不合格となるため,水銀の浸出性を減少させることが必要である。

シソーラス用語： *混合廃棄物 ,  *廃棄物処理 ,  *水銀 ,  放射性廃棄物 ,  有害廃棄物 ,  燃焼 ,  除去 ,  活性炭 ,  収着 ,  滞留時間 ,  核燃料
準シソーラス用語： 核廃棄物

分類 (4件)： 産業廃棄物処理  (SC05040Z) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y) ,  水銀とその化合物  (SB05023Z) ,  ごみ処理  (SC05030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 混合廃棄物 ,  炭素 ,  床 ,  水銀 ,  排出制御