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J-GLOBAL ID：201002258998399742   整理番号：10A1620329

仮想表面を用いた自動車の全車体向けの電着塗装の膜厚さの数値解析

Numerical analysis of film thickness of electrodeposited paint coating for whole automotive body using virtual surface

著者 (4件)： OHARA K. (C. Uyemura & Co., Ltd, Osaka, JPN) ,  TONG L.Z. (C. Uyemura & Co., Ltd, Osaka, JPN) ,  SAKITA K. (Taikisha Ltd, Osaka, JPN) ,  HAYASHI Y. (Taikisha Ltd, Osaka, JPN)
資料名： Transactions of the Institute of Metal Finishing  (Transactions of the Institute of Metal Finishing)
巻： 88  号： 6  ページ： 294-302  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： E0279A  ISSN： 0020-2967  CODEN： TIMFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自動車の車体が非常に大きく複雑なため,電着塗装の膜厚分析では入り込んだ部分の膜厚計算は不可能であった。電極の配置,浴の構造,ボディーサイズ,コーティング電圧,コーティング時間等を決めるためには全車体にわたる解析が必要である。本研究では簡単な仮想表面を導入して全車体の分析を行った。実際の塗装面と仮想表面の面積比を表面係数と定義し,これを電着による膜厚分析の支配方程式で用いた。電界分布を求めるためにラプラス方程式を有限要素法で解き,カソード表面での電流密度を求めて膜厚を計算した。膜厚分布を求めるために4つの模型を用いて計算機実験を行った。その結果,表面積が電着の投入電力を決める本質的なパラメータであることが判った。この手法によってサイドシルの一様でない膜厚分布に対するソリューションが得られた。

シソーラス用語： *電着塗装 ,  *膜厚 ,  *数値解析 ,  自動車車体構造 ,  仮想空間 ,  表面 ,  有限要素法 ,  Laplace方程式 ,  分布 ,  電流密度 ,  電界分布
準シソーラス用語： 自動車車体

分類 (1件)： 自動車への塗装  (YJ04020X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 仮想 ,  自動車 ,  車体 ,  電着塗装 ,  膜厚さ ,  数値解析