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J-GLOBAL ID:201002259002224026   整理番号:10A0828843

日本から導入したマツマルカイガラムシの捕食寄生性生物,Coccobius azumai Tachikawa(半翅目:ツヤコバチ科)の耐寒性における季節変動

Seasonal variation in cold tolerance of Coccobius azumai Tachikawa (Hymeloptera: Aphelinidae), a parasitoid of pine armored scale introduced from Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 4604-4612  発行年: 2009年 
JST資料番号: W0885A  ISSN: 1000-0933  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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寄生バチCoccobius azuraai Tachikawaを1980年代の末に日本から導入した。捕食寄生性生物は,中国南部におけるマツ介殻カイガラムシHemiberlesia pitysophila Takagiの制御での使用で,重要な生物学的手段である。異なる季節に集めた成虫バチの過冷却点(SCP)パラメーター,指定低温での死亡率および低温致死中央値(LST_(50))を測定し,2007年と2008年の中国,福建省泉州のデータと比較した。春,夏,秋と冬に集めた雌成虫の平均SCP値はそれぞれ-13.7559,-11.9700,-12.7936と-13.6000°Cで,春と冬に集めた雌は夏に集めた雌より有意に低いSCP値であることが示された。春に集めた雄成虫の平均SCP値は-15.3917°Cで,夏(-13.8400°C)と秋(-13.2143°C)に集めた雄より有意に低かった。春と夏に集めた成虫では,雌の平均SCP値は雄よりかなり低かった。しかし,秋に集めた雄と雌ではこの値はいずれもほとんど等しかった。様々な一定の温度に曝したとき,-15°Cでは雌の成虫は生存しなかった。死亡率(0°C以下)は,夏に集めた雌より春に集めた雌で明らかに低かった。しかし,-5°Cと-10°Cでは,夏と秋に集めた雌より春に集めた雌の死亡率は低かった。それぞれの季節に集めた雌成虫における低温曝露の合計と死亡率との関係は修正論理モデル(方程式1)に極めて良く一致した。様々な季節の雌成虫の,このモデルで見積もったLST_(50)間に有意差が認められた(df=2.33,F=30.45,P<0.01)。春の雌成虫の平均LST_(50)は夏と秋の雌成虫より有意に低かった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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