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J-GLOBAL ID：201002259086841394   整理番号：10A0508163

中国の揚子江河口や隣接海域に溶存する重金属評価

Assessment of dissolved heavy metal in the Yangtze River estuary and its adjacent sea, China

著者 (4件)： AN Qiang (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  WU Yanqing (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  WANG Jinhui (Center of State Oceanic Administration (SOA), Shanghai, CHN) ,  LI Zhien (Center of State Oceanic Administration (SOA), Shanghai, CHN)
資料名： Environmental Monitoring and Assessment  (Environmental Monitoring and Assessment)
巻： 164  号： 1-4  ページ： 173-187  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： D0789B  ISSN： 0167-6369  CODEN： EMASDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国の揚子江河口流域は近年に国内で最も開発が進行し,特に上海市は工業開発や商業開発が顕著である。河口流域や隣接海域で溶存する水銀や鉛,カドミウム,銅濃度を実測し,硝酸態窒素やリン酸塩など栄養素濃度との相関性を評価した。1984~2006年に51回の水質試験を行い,溶存する重金属の主要汚染源は近年の20年間に流入した工場廃水と推定した。揚子江河口南部の支川や隣接する杭州湾の海域は特に重金属汚染が深刻であった。鉛濃度は栄養素濃度と逆相関し,水銀やカドミウム濃度は栄養素濃度と正相関した。水系内のカドミウム/窒素やカドミウム/リンのモル比はプランクトン内のモル比に類似し,溶存するカドミウムは生物地球化学的循環性があると実証した。

シソーラス用語： *河口汚濁 ,  *海洋汚濁 ,  *重金属汚染 ,  水質試験 ,  溶存成分 ,  年年変動 ,  栄養素 ,  硝酸態窒素 ,  リン酸塩 ,  生物地球化学的循環 ,  中華人民共和国 ,  水銀 ,  鉛 ,  カドミウム ,  銅 ,  プランクトン
準シソーラス用語： 杭州 ,  揚子江

分類 (2件)： 重金属調査測定  (SB02070I) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 中国 ,  揚子江河口 ,  海域 ,  重金属 ,  評価