文献
J-GLOBAL ID:201002259088981940   整理番号:10A0370800

イネにおけるカロチノイド生合成:構造解析,全ゲノム発現特性及び系統発生解析

Carotenoid biosynthesis genes in rice: structural analysis, genome-wide expression profiling and phylogenetic analysis
著者 (4件):
資料名:
巻: 283  号:ページ: 13-33  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: C0025C  ISSN: 1617-4615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
光合成組織中の重要な脂溶性抗酸化物質であるカロチノイドはイネ胚乳には存在しないが,カロチノイド生合成遺伝子のトランスジェニック操作等により,イネ穀粒にカロチノイドを豊富に含有させる研究が進められている。またカロチノイド生合成遺伝子研究により,様々な組織内でのカロチノイド存在量/非存在情報が明らかになる。本研究ではイネとPopulusゲノムから各々16と34のカロチノイド生合成遺伝子を同定した。イネ,Populus,Arabidopsisのカロチノイド生合成酵素ドメイン構造解析から,本蛋白質ドメインには高度に保存された触媒ドメインがあることが分かった。Arabidopsisと他種のカロチノイド生合成遺伝子を用いてイネ遺伝子の系統発生解析を行ったところ,これら植物中には相同遺伝子が存在し遺伝子コピー倍加により新規機能を得たことが明らかとなった。イネとPopulusの遺伝子発現は従来,完全長cDNAとESTに基づいた発現特性により解析されてきたが,今回イネではリアルタイムPCR,マイクロアレイ,シグネイチャーに基づいた特性解析により先の結果を相補した。その結果,光成長組織で高発現する本遺伝子が栄養/生殖発生時に差異的発現パターンを示し,ストレス応答性であることが明らかとなった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作 

前のページに戻る