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J-GLOBAL ID：201002259097409710   整理番号：10A0019035

産業構造の変化に対応する日本発の型技術2010〈解説8〉金型用表面処理の動向

著者 (1件)： 井上謙一 (日立ツール)
資料名： 型技術  (Die and Mould Technology)
巻： 25  号： 1  ページ： 064-068  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： X0147A  ISSN： 0912-5582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 冷間プレス金型のCVD-TiCコーティングは,処理時の金型の変寸や変形が課題である。低温処理可能なPVDコーティングTribec天は,CVD-TiCに比べ皮膜硬さが高く,摩擦係数が低い。ダイカスト金型用Tribec剛は,ヒートクラックを抑制する膜厚7~10μmで,密着性を向上し,他コーティングの2倍程度まで耐溶損性を向上した。温熱間鍛造では,潤滑剤の黒鉛系から白色系への変更で金型寿命低下が散見されるようになり,潤滑剤付着性向上層を適用したPVDコーティングTribec雅を開発した。第2層に鍛造中期の焼付き防止に二硫化モリブデン主成分の固体潤滑層,最下層に鍛造後期の耐摩耗性向上に硬質層を被膜する。

シソーラス用語： *プレス金型 ,  プレス ,  冷間加工 ,  炭化チタン ,  *セラミック被覆 ,  化学蒸着 ,  物理蒸着 ,  *金型 ,  高温割れ ,  耐亀裂性 ,  溶損 ,  耐食性 ,  *鍛造用ダイス ,  塑性加工油 ,  窒化層 ,  付着強さ ,  硫化モリブデン ,  耐摩耗性 ,  焼付き ,  膜 ,  多層膜 ,  温間鍛造 ,  熱間鍛造
準シソーラス用語： ダイカスト金型 ,  ヒートクラック ,  硬質膜 ,  耐溶損性 ,  冷間プレス ,  二硫化モリブデン

分類 (3件)： 金属材料へのセラミック被覆  (YC02050V) ,  表面硬化熱処理  (WC03030E) ,  塑性加工一般  (WC04010P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 産業構造 ,  日本 ,  型 ,  金型 ,  表面処理 ,  動向