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J-GLOBAL ID:201002259112512507   整理番号:10A0390268

DrosophilaのオーソログSox100BによるマウスSox10の置換は変化した発現を通じた脊椎動物特異的遺伝子調節ネットワークへのSoxEタンパク質の徴用に関する証拠を提供する

Replacement of mouse Sox10 by the Drosophila ortholog Sox100B provides evidence for co-option of SoxE proteins into vertebrate-specific gene-regulatory networks through altered expression
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資料名:
巻: 341  号:ページ: 267-281  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経冠細胞と中枢神経系の有髄化膠細胞としての乏突起膠細胞は脊椎動物にのみ存在する。それらの発生は,SoxE型高移動度群ドメイン転写因子Sox8,Sox9そしてSox10が必須な要素である複雑な調節ネットワークにより調節される。ここで我々は,ニワトリにおいてin ovo電気穿孔法により,そしてマウスにおいて遺伝子置換により,DrosophilaのオーソログSox100Bが脊椎動物のSoxEタンパク質に関し機能的に代わりうるかを解析した。ニワトリ神経管におけるSox100Bの過剰発現は,脊椎動物のSoxEタンパク質に関し以前観察されていたように神経冠細胞の誘導につながった。さらに,驚いたことに,神経冠および乏突起膠細胞発生の多くの側面が,Sox10コード情報がSox100Bにより置換されたマウスで正常であった。このことはSox100Bがこれらの過程を駆動する遺伝子調節ネットワークに良く統合されていることを立証する。我々の結果は従って,SoxEタンパク質が新しい発現パターンを獲得することを主として通じてこれらの遺伝子調節ネットワークに徴用されたというモデルの強い証拠を提供する。しかし,Sox100B置換対立遺伝子に関しホモ接合体であるマウスのいくつかの神経冠由来系譜における後期発生欠損は,SoxEタンパク質の特性のある程度の機能上の特殊化と適応が,徴用イベントに加えて起こったことを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  細胞構成体の機能  ,  中枢神経系 

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