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J-GLOBAL ID：201002259169545584   整理番号：10A0321535

高高度風力発電

High-Altitude Wind Power Generation

著者 (3件)： FAGIANO Lorenzo (Politecnico di Torino, Torino, ITA) ,  MILANESE Mario (Politecnico di Torino, Torino, ITA) ,  PIGA Dario (Politecnico di Torino, Torino, ITA)
資料名： IEEE Transactions on Energy Conversion  (IEEE Transactions on Energy Conversion)
巻： 25  号： 1  ページ： 168-180  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： D0179C  ISSN： 0885-8969  CODEN： ITCNE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報告では,高度200~800mで風エネルギを引き出す自律飛行翼(パワー凧)を用いた高高度風力発電の革新的技術を検討した。現状の風力発電の限界を超える技術の鍵となる技術を示し,大規模プラントの設計を検討した。数値解析およびプロトタイプ作成をイタリアのトリノ工科大学の凧エネルギプロジェクトで進めてきた。単一の凧ユニットにおいて幾つかの動作を検討した。単位面積あたりの発生エネルギが最大となるように,凧の位置および飛行パラメータを最適化した。これに基づいて,大規模凧電力プラントを設計し,現状の風力発電のタワーと比較した。また,風速データをイタリーおよびオランダの各所で収集した。これらの検討を用いて,電力発生コストを予備的に解析した。これらの検討結果より,既存のタワーよりも大幅に高い高度の風を捕まえる凧エネルギ技術はどこででも利用でき,化石燃料より低い製造コストで大量の再生可能エネルギを形成できる能力を持っていることを明らかにした。

シソーラス用語： *風力発電 ,  気象観測 ,  高空 ,  プロトタイプ ,  風力エネルギー ,  風速 ,  製造原価 ,  再生エネルギー
準シソーラス用語： *高高度 ,  再生可能エネルギー ,  製造コスト ,  *凧 ,  *凧エネルギ ,  *風エネルギー

分類 (2件)： 風力発電  (NB03120Q) ,  発電一般  (NB03010W)

タイトルに関連する用語 (2件)： 高高度 ,  風力発電