ERK/p38 MAPキナーゼ及びPI3KはDCサブセットにおいてB7-H1発現の特異的調節に寄与する

KARAKHANOVA Svetlana; MEISEL Stefan; RING Sabine; MAHNKE Karsten; ENK Alexander H.

文献

J-GLOBAL ID：201002259254582871 整理番号：10A0151349

ERK/p38 MAPキナーゼ及びPI3KはDCサブセットにおいてB7-H1発現の特異的調節に寄与する

ERK/p38 MAP-kinases and PI3K are involved in the differential regulation of B7-H1 expression in DC subsets

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資料名：
巻： 40 号： 1 ページ： 254-266 発行年： 2010年01月
JST資料番号： H0462B ISSN： 0014-2980 CODEN： EJIMAF 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

DCサブセットの成熟時のB7-H1表面発現のアップレギュレーションにつながるシグナル伝達事象について検討した。in vitro生成単球由来DC(MoDC)及び新鮮分離末梢血DCのサイトカインカクテルまたはTLRリガンドであるポリI:C及びLPS刺激による成熟時にB7-H1発現がアップレギュレーションされることを明らかにした。LPS,ポリI:C,サイトカインカクテルは骨髄性DCにおいてB7-H1発現を亢進したが,形質細胞様DCにおいて亢進せず,形質細胞様DCはCpG依存的なアップレギュレーションを示した。MoDCにおいてB7-H1のサイトカイン誘発性発現はMEK/ERK経路,PI3Kを介し,ポリI:C誘発性発現はp38に依存した。骨髄性DCにおけるB7-H1発現はERK/p38 MAPK経路に依存した。B7-H1はMoDC及び骨髄性DC刺激CD4⁺T細胞のIFNγ放出を制御することを示した。

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免疫反応一般

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