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J-GLOBAL ID：201002259283927926   整理番号：10A0022212

エンジンは高温になるほど良い

The Hotter the Engine, the Better

著者 (1件)： PEREPEZKO John H. (Univ. Wisconsin-Madison, WI, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 326  号： 5956  ページ： 1068-1069  発行年： 2009年11月20日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従来ジェットタービンエンジン部材に適用されてきたNi基超合金と比較しながら,より高温での動作が期待されるMo基およびNb基合金の例を紹介した。Mo基合金(Mo-32.9Nb-19.5Si-4.7B)およびNb基合金(Nb-19Ti-2Hf-13Cr-2Al-4B-16.5Si)では,固溶体の母相(γ)中に強化相(γ′)が析出していた。Mo基合金はNi基超合金と類似した織物状形態の微細組織であり,Nb基合金は,Ni基超合金と比べて複雑な微細組織だった。Ni基超合金は表層にAl₂O₃およびCr₂O₃からなる保護皮膜を形成し酸化消耗を抑制するが,Mo基およびNb基合金はSiO₂からなる皮膜を形成した。Mo基およびNb基合金において鍛造など従来の加工技術は高温強度を発揮する微細組織を変化させるので適用できない。均一な微細組織を得るため粉末冶金による革新的な手法が効果的だと思われる。

シソーラス用語： *ジェット機関 ,  *モリブデン合金 ,  *ニオブ合金 ,  マトリックス【母体】 ,  オーステナイト ,  γプライム相 ,  高温強さ ,  金属組織 ,  粉末冶金 ,  保護膜 ,  高温酸化 ,  耐酸化性 ,  回転子 ,  ニオブ含有合金 ,  ケイ素含有合金 ,  ホウ素含有合金 ,  チタン含有合金 ,  ハフニウム含有合金 ,  クロム含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  酸化膜 ,  混合組織 ,  *耐熱合金 ,  二酸化ケイ素 ,  鋳放し ,  一方向凝固 ,  析出硬化
準シソーラス用語： タービンロータ

分類 (1件)： 金属材料一般  (WE01000P)