抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1960~1980年代にかけて鉄道車両に大量に使用され,高耐電圧トランジスタの開発や機器回路の低消費電力化により近年急遽入手困難となった,大電力ツェナー・ダイオードの代替品検討事例を紹介した。SRD55形速度検出装置に使用しているツェナー・ダイオードの代替品を検討することとし,そのフローは,1)同一形式品をメーカーが生産しているかの確認,2)同一形式品の流通在庫の確認,3)セカンドソース品の存在の確認,4)セカンドソース品が生産中であるかの確認,5)セカンドソース品の流通在庫の確認,6)代替品の存在の確認,7)代替品が生産中であるかの確認,8)代替品の流通在庫の確認,とした。調査の結果,メーカーでは生産中止で流通在庫はなく,セカンドソース品も存在しなかった。そこで絶対最大定格,電気的特性,外形等に注目して半導体メーカーのカタログを調査したところ,代替品候補を17形式リストアップできた。このうち2種類のみが生産中であったが国内での入手は容易ではなかった。流通在庫を調べたところ,生産中止品のうち1種類が複数個,入手可能であることが分かった。(続く)