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J-GLOBAL ID:201002259384846641   整理番号:10A0508324

イオン液体,及びイオン液体水性2相系を用いる芳香族化合物の濃縮

Enrichment of Aromatic Compounds Using Ionic Liquid and Ionic Liquid-Based Aqueous Biphasic Systems
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号: 4/6  ページ: 663-669  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: D0435B  ISSN: 0149-6395  CODEN: SSTEDS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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疎水性イオン液体ILs[Cnmim][PF6](n=4,6,8)を用いてフェノール類の抽出を調べた結果,[C8mim][PF6]が最大の分配比(D値)を持つことが報告されている。そこで本研究では,アニリン,ニトロベンゼン,4-ニトロフェノール,及びフェノールの濃縮に[C8mim][PF6]を用いて調べた。一方,親水性イオン液体とコスモトロピック塩による水性2相系を利用する新たな抽出系も魅力的である。筆者らは,先に,ILs/塩ABSの相図のデータから,水性2相系の2相領域の順番が[C4mim]Cl>[C6mim]Cl>[C8mim]Cl>であることを報告した。本研究では,[C4mim]Cl/(K2CO3,K2HPO4,又はK3PO4)ABSも用いてこれらの芳香族化合物の濃縮を調べた。即ち,本研究の目的は,疎水性ILs([C8mim][PF6]),及び親水性ILs水性2相系に基づく新規な芳香族化合物の濃縮法を開発することを目的とした。[C8mim][PF6]の系で,アニリンとニトロベンゼンのD値はpHの増加とともに増したが,4-ニトロフェノールとフェノールのD値は明らかな変化は示さなかった。[C4mim]Cl/コスモトロピック塩の水性2相系では,D値は塩濃度の増加とともに増した。環境応用への可能性を確認するためにこれらの結果を今後さらに評価する。
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分類 (2件):
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抽出  ,  融解塩 
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